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| 科目一覧へ戻る | 2019/01/02 現在 | 
| 科目名(和文) /Course  | 
          老年科学 | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course  | 
          |
| 時間割コード /Registration Code  | 
          13004201 | 
| 学部(研究科) /Faculty  | 
          保健福祉学部 | 
| 学科(専攻) /Department  | 
          保健福祉学科社会福祉学専攻 | 
| 担当教員(○:代表教員)
                             /Principle Instructor (○) and Instructors  | 
          ○中村 光 , 澤田 陽一 | 
| オフィスアワー /Office Hour  | 
          
              中村 光(毎週月曜日5時限(6508室))
               澤田 陽一(金曜5限)  | 
        
| 開講年度 /Year of the Course  | 
          2018年度 | 
| 開講期間 /Term  | 
          第3クォーター | 
| 対象学生 /Eligible Students  | 
          2年,3年,4年 | 
| 単位数 /Credits  | 
          2 | 
| 更新日 /Date of renewal  | 
          2018/03/06 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction  | 
            日本語 | 
| オムニバス /Omnibus  | 
            オムニバス | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives  | 
            
 人は高齢期になると、視覚?聴覚などが減退し体力も低下するなどの変化が避けられないが、一方で人格的には成熟するなど、人はその生涯にわたって発達し続けるものである。  本講義では、発達の観点から老化を理解し、高齢期における心理や身体機能の変化の特徴、高齢期における老化と発達?成熟に関する基礎的な知識と考え方を学習する。  | 
          
| 履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords  | 
            ? 保健福祉学、人体の構造と機能、高齢者福祉の基礎 | 
| 履修上の注意 /Notes  | 
	    ? 関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること。 | 
| 教科書 /Textbook(s)  | 
	    ? 使用しない | 
| 参考文献等 /References  | 
	    
? 柴田博ほか(編):老年学要論.建帛社,2009. ? 東京都老人総合研究所(編):サクセスフル?エイジング.ワールドプランニング,1998. ? 谷口幸一ほか(編):エイジング心理学.北大路書房,2007. ? 長嶋紀一(編):介護福祉士選書新版老人心理学.建帛社,2003. ? 池田学:認知症.中公新書,2010. ? 飯島裕一?佐古泰司:認知症の正体.PHPサイエンス?ワールド新書,2011.  | 
	  
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework  | 
	    
? 上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので、積極的に参照して下さい。 | 
	  
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License  | 
	    ? 介護福祉士国家試験受験資格のための必修科目である。 | 
| 備考 /Notes  | 
	    
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number)  | 
          単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description  | 
          時間外学習 /Preparation and Review  | 
          配布資料 /Handouts  | 
              
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [成長?発達と加齢?老化] ? 成長?発達、加齢?老化の用語や概念について解説する ? 高齢者観とその変遷について解説する  | 
                授業ノートや配布資料等を参考に復習する | 第1回~第3回授業で使用する資料(A4で10枚程度)を配布する | 
| 2 | 2 | [高齢期の定義と高齢期における発達] ? 高齢期の定義および高齢期の発達?成熟について、生涯発達の観点から解説する  | 
                授業ノートや配布資料等を参考に予習?復習する | |
| 3 | 3 | [老化と関連要因] ? 生理学的老化と病的老化の区別、老化に影響を与える要因について解説する ? レポート課題について説明する  | 
                レポートを作成する | |
| 4 | 4 | [老年科学の射程とその視点] ? 「老年科学」について概説する ? 高齢者の行動?心理を理解するための視点(脳から行動?心理を考える、科学的知見を重視する、発達過程?段階を追って理解する)を説明する。  | 
                授業ノートや配布資料等を参考に予習?復習する | 第4回~第15回授業で使用する資料(パワーポイント冊子:10枚程度)を配布する | 
| 5 | 5 | [高齢者の行動?心理を読み解く方法1] ? 神経系の進化?発達および解体過程を説明する理論から、高齢者の行動?心理を読み解く方法を解説する  | 
                同上 | |
| 6 | 6 | [高齢者の行動?心理を読み解く方法2] ? 高齢期の具体的な事例をもとに、脳から行動を考える視点の重要性を解説する  | 
                同上 | |
| 7 | 7 | [高齢者の支援?ケアのあり方] ? 正しい知識とエビデンスに基づく高齢者の支援?ケアのあり方について解説する  | 
                同上 | |
| 8 | 8 | [感覚?知覚?認知のエイジング1:感覚機能] ? 視覚機能を中心に、感覚機能における発達および加齢の影響について解説する ? 以下、5回にわたり、介護実践(特にICFに基づくアセスメント)に役立つ心身機能に関する知識を説明する  | 
                同上 | |
| 9 | 9 | [感覚?知覚?認知のエイジング2:意識?注意] ? 意識と注意の関係性を理解した上で、発達および加齢の影響について説明する  | 
                同上 | |
| 10 | 10 | [感覚?知覚?認知のエイジング3:記憶] ? 記憶に関する基礎理論を把握した上で、発達および加齢の影響について説明する  | 
                同上 | |
| 11 | 11 | [感覚?知覚?認知のエイジング4:情動?感情] ? 情動と感情の違いを理解した上で、発達および加齢の影響について説明する  | 
                同上 | |
| 12 | 12 | [感覚?知覚?認知のエイジング5:パーソナリティ] ? パーソナリティの基礎理論を把握した上で、発達および加齢の影響について説明する  | 
                同上 | |
| 13 | 13 | [発達理論と発達課題1] ? 生涯発達に関する理論を概説し、乳幼児期から高齢期に至るまでの発達課題を解説する  | 
                同上 | |
| 14 | 14 | [発達理論と発達課題2] ? 従来の高齢者観と近年、提唱されている高齢者観を対比的に取り上げ、高齢期の発達課題について解説する  | 
                同上 | |
| 15 | 15 | [高齢期の社会問題と保健福祉政策] ? 具体的な高齢期の社会問題を取り上げ、高齢者の健康を維持?促進する保健福祉政策や心理社会的ケアの方法について解説する  | 
                同上 | |
| 16 | 16 | [定期試験] ? 定期試験を行う  | 
                
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                知識?理解 /Knowledge & Undestanding  | 
                            
                                技能?表現 /Skills & Expressions  | 
                            
                                思考?判断 /Thoughts & Decisions  | 
                            
                                伝達?コミュニケーション /Communication  | 
                            
                                協働 /Cooperative Attitude  | 
                            ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 高齢期を含めた人の成長と発達の概要について理解する | ○ | ||||||
| 2 | 老化の考え方と高齢者におきる変化について理解する | ○ | ○ | |||||
| 3 | 発達?成熟の考え方と高齢者におきる変化について理解する | ○ | ○ | |||||
| 4 | 社会における高齢者の概要について理解する | ○ | ○ | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                定期試験 /Exam.  | 
                            レポート | 授業態度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 高齢期を含めた人の成長と発達の概要について理解する | ○ | ○ | ||||
| 2 | 老化の考え方と高齢者におきる変化について理解する | ○ | ○ | ○ | |||
| 3 | 発達?成熟の考え方と高齢者におきる変化について理解する | ○ | ○ | ○ | |||
| 4 | 社会における高齢者の概要について理解する | ○ | ○ | ||||
| 
                                評価割合(%) /Allocation of Marks  | 
                            90 | 5 | 5 | ||||