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| 科目名/Course: 社会学/Sociology | |
| 科目一覧へ戻る | 2022/09/09 現在 | 
| 科目名(和文) /Course  | 
          社会学 | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course  | 
          Sociology | 
| 時間割コード /Registration Code  | 
          00A39602 | 
| 学部(研究科) /Faculty  | 
          共通 | 
| 学科(専攻) /Department  | 
          |
| 担当教員(○:代表教員)
                             /Principle Instructor (○) and Instructors  | 
          ○横山 陸 | 
| オフィスアワー /Office Hour  | 
          |
| 開講年度 /Year of the Course  | 
          2022年度 | 
| 開講期間 /Term  | 
          前期集中 | 
| 対象学生 /Eligible Students  | 
          2年,3年,4年 | 
| 単位数 /Credits  | 
          2 | 
| 更新日 /Date of renewal  | 
          2022/02/18 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction  | 
            日本語 | 
| 共通カテゴリ /Category  | 
            人文?社会科学 | 
| オムニバス /Omnibus  | 
            該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives  | 
            本年度は「差別」をテーマとして、毎回さまざまな社会差別の問題(女性差別、障がい者差別、外国人?移民差別、部落差別、ハンセン病差別など)について考えながら、社会学の基本的な考え方を学びます。 | 
| 履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords  | 
            履修にあたって専門的な知識は前提としません。ただし、社会に対して興味関心をもっていること、また少しばかり物事を抽象的に考えてみようという意欲が必要です。 | 
| 履修上の注意 /Notes  | 
	    授業では「差別」というセンシティヴな問題を扱います。履修者には、自分のもっている道徳観?宗教観?価値観を相対化して授業に臨むことを求めます。たんに自分の道徳観?宗教観?価値観と違うから「受け入れられない」「ダメだ」ではなく、論理的にどこが問題なのかを考える姿勢が必要です。なお、講義および教員の姿勢は決して「中立」ではありません。民主主義の基本である個人の自由と人権の尊重を前提としています。 | 
| 教科書 /Textbook(s)  | 
	    西原和久他編『マイノリティ問題から考える社会学入門』有斐閣、2021年。 | 
| 参考文献等 /References  | 
	    適宜、授業中に紹介します。 | 
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework  | 
	    
毎回、リアクション?ペーパーを作成していただきます。 | 
	  
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License  | 
	    とくにありません。 | 
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning  | 
	    |
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences  | 
	    |
| 備考 /Notes  | 
	    
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number)  | 
          単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description  | 
          時間外学習 /Preparation and Review  | 
          配付資料 /Handouts  | 
              
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [差別とは何か?] 講義のテーマに関するイントロ。授業の進め方、評価方法などに関するオリエンテーション。  | 
                ||
| 2 | 2 | [女性差別と身体] 女性差別とフェミニズム運動について、身体と社会との関係から考えます。  | 
                ||
| 3 | 3 | [障がい者差別と生きづらさ] 障がい者の「生きづらさ」という視点から、個人と社会との関係について考えます。  | 
                ||
| 4 | 4 | [外国籍の子どもと教育] 外国籍の子どもへの教育という問題を通じて、教育と社会の関係、さらに社会の諸相(格差社会、分断社会、地域社会、共生社会)について考えます。  | 
                ||
| 5 | 5 | [マイノリティの観光化?] エスニック?マイノリティ(少数民族)が観光商品化されるという現象を通じて、社会学の観点から観光(ツーリズム)について考えます。  | 
                ||
| 6 | 6 | [移民の現実] 日本における移民(とくにブラジル移民)を例にして、社会における仕事、家族、転居と居住の問題について考えます。  | 
                ||
| 7 | 7 | [「在日」という「他者」?] 在日コリアの歴史を振り返りながら、社会と歴史の関係について考えます。さらに歴史修正主義やヘイトスピーチといった現代の社会問題を通じて、社会における「他者」とは何なのかを考えます。  | 
                ||
| 8 | 8 | [外国人の諸相と社会の相互行為] 日本における「中国人」を例にして、「外国人」の諸相(華僑、留学生、技能実習生、国際結婚、観光客、ビジネスパーソン)から、社会における「相互行為」について考えます。  | 
                ||
| 9 | 9 | [部落差別と日本社会] 部落問題の歴史と現状から、日本社会における結婚観?家族観?さらに世間体といった社会意識について考えます。  | 
                ||
| 10 | 10 | [ハンセン病と医療] ハンセン病患者の隔離差別の問題から、社会制度としての医療(医療化)について考えます。  | 
                ||
| 11 | 11 | [ヒロシマとフクシマ] ヒロシマの被爆者とフクシマの被爆者に対する差別問題から、社会における差別の構造について考えます。  | 
                ||
| 12 | 12 | [環境問題と難民問題(ドイツ)] ドイツにおける環境問題と難民問題を取り上げながら、社会における保守と革新について考えます。  | 
                ||
| 13 | 13 | [社会運動と承認] 差別に対する社会運動について、社会的承認という観点から考えていきます。  | 
                ||
| 14 | 14 | [マイノリティ/マジョリティを問い直す] マイノリティ/マジョリティという非対称的な社会的関係を分析しながら、差別を超えていく「脱差別」の方向性を考えます。  | 
                ||
| 15 | 15 | [総括] これまでの講義で扱った内容をまとめながら、あらためて、差別と社会の問題について考えます。  | 
                
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                知識?理解 /Knowledge & Undestanding  | 
                            
                                技能?表現 /Skills & Expressions  | 
                            
                                思考?判断 /Thoughts & Decisions  | 
                            
                                伝達?コミュニケーション /Communication  | 
                            
                                協働 /Cooperative Attitude  | 
                            ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を理解し、自分の言葉で説明できる。(A) | ○ | ○ | |||||
| 2 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を応用して、現実の社会問題を分析できる。(A) | ○ | ○ | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                定期試験 /Exam.  | 
                            リアクション?ペーパー | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を理解し、自分の言葉で説明できる。(A) | ○ | |||||
| 2 | 講義で紹介した社会学の概念や理論を応用して、現実の社会問題を分析できる。(A) | ○ | |||||
| 
                                評価割合(%) /Allocation of Marks  | 
                            100 | ||||||