シラバス参照

授業情報／Course information

科目名／Course: 精神保健福祉特論／
科目一覧へ戻る 2023/11/02 現在

授業基本情報
科目名（和文）
／Course		 精神保健福祉特論
科目名（英文）
／Course
時間割コード
／Registration Code		 53211801
学部（研究科）
／Faculty		 保健福祉学研究科 博士前期課程
学科（専攻）
／Department		 保健福祉学専攻
担当教員（○：代表教員）
／Principle Instructor （○） and Instructors		 ○坂野　純子
オフィスアワー
／Office Hour		 坂野　純子(木曜日5限　6507研究室)
開講年度
／Year of the Course		 2023年度
開講期間
／Term		 前期
対象学生
／Eligible Students		 1年,2年
単位数
／Credits		 2
授業概要情報
更新日
／Date of renewal		 2023/02/11
使用言語
／Language of Instruction		 日本語
オムニバス
／Omnibus		 該当なし
授業概略と目的
／Cource Description and Objectives		 近年、保健?看護?福祉の領域で健康生成論が注目されている。健康生成論では、健康を病理志向ではなく、健康志向で解明しようとする理論である。一方、病理志向は、死や疾病から病人を回復するべく治療に焦点を当てる。健康志向では、健康維持に資源を投じ予防するほうが効率的であるとの立場をとる。
講義では、健康生成論のテキストを教材に、健康生成論とその中核概念ＳＯＣ（sense of coherence）の発達?形成に関する理論と研究方法について学ぶ。

1.健康生成論について理解する（A1）
2.健康生成論の視点から支援対象者の現状と課題を理解する（A1）
履修に必要な知識?能力?キーワード
／Prerequisites and Keywords		 健康生成論、疾病生成論、首尾一貫感覚、SOC
履修上の注意
／Notes		 本科目では、ディスカッション、プレゼンテーション等でアクティブラーニングを採用している。
予習?復習のほか，関連の専門書や事典，学術誌，学会サイトの情報なども活用してほしい。
履修希望者は事前に担当教員に連絡すること。
教科書
／Textbook(s)		 『ストレス対処能力SOC』、有信堂、山崎喜比古、戸ヶ里泰典、坂野純子
参考文献等
／References		 関連する書籍等は適宜紹介する
自主学習ガイド
／Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework		 テキストを読み込んでから参加すること
資格等に関する事項
／Attention Relating to Professional License		 特になし
アクティブラーニングに関する事項
／Attention Relating to Active Learning		 本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。
①学習課題による単元ごとの理解度確認とフィードバック
②重要事項の説明後、挙手等による理解度確認
実務経験に関する事項
／Attention Relating to Operational Experiences		 ソーシャルワーカーとして行政機関の心身障害者福祉センターでの実務経験を生かして、体験的に学修する授業を行う。
備考
／Notes		 本科目は、オンライン授業で実施する可能性がある。
授業計画詳細情報
No. 単元（授業回数）
／Unit (Lesson Number)		 単元タイトルと概要
／Unit Title and Unit Description		 時間外学習
／Preparation and Review		 配付資料
／Handouts
1 1 [健康生成モデルとは]
Antonovskyの健康生成モデルの基本		 授業ノートやテキスト等で復習する、発表担当者はレジメを準備する 配布資料
2 2 [健康生成モデルとは]
中核概念ストレス対処力SOCとは		 同上
3 3 [健康生成モデルとは]
SOCの測定方法など		 同上
4 4 [SOCと健康]
健康生成モデルの中核概念であるSOCが健康に及ぼす影響		 同上
5 5 [SOCと健康]
SOCはいかにして育まれるのか		 同上
6 6 [SOCと健康]
成人のSOCは変えられるのか等		 同上
7 ７ [SOCの研究動向]
SOCと社会		 同上
8 8 [SOCの研究動向]
家族のＳＯＣ		 同上
9 9 [SOCの研究動向]
紛争とＳＯＣ		 同上
10 10 [SOCの研究動向]
患者のSOC、病気の子どものSOC、高齢者のSOC、子どものSOC等、について学ぶ
13.労働者のSOC
14.SOC研究の動向
子どものSOC

 同上
11 11 [SOCの研究動向]
文献抄読①
11回目～15回目は、SOCの介入研究に関する文献について、担当学生が発表し、全員で討議する
 発表担当者は文献を検索?熟読の上、レジュメを作る 配布資料
12 12 [SOCの研究動向]
文献抄読②		 同上
13 13 [SOCの研究動向]
文献抄読③		 同上
14 14 [SOCの研究動向]
文献抄読④		 同上
15 15 [SOCの研究動向]
文献抄読⑤		 同上
授業評価詳細情報
到達目標及び観点／Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
／Learning Goal		 知識?理解
／Knowledge & Undestanding		 技能?表現
／Skills & Expressions		 思考?判断
／Thoughts & Decisions		 伝達?コミュニケーション
／Communication		 協働
／Cooperative Attitude
1 健康生成モデルの基本、医学モデルとの違いを理解している（A1） ○ ○
2 SOCの概念、機能の特徴を、理解している（A1） ○ ○
3 保健医療福祉の専門性と健康生成モデルの関係を理解している（A1） ○ ○ ○
成績評価方法と基準／Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
／Learning Goal		 定期試験
／Exam.		 学習課題 レポート
1 健康生成モデルの基本、医学モデルとの違いを理解している（A1） ○ ○
2 SOCの概念、機能の特徴を、理解している（A1） ○ ○
3 保健医療福祉の専門性と健康生成モデルの関係を理解している（A1） ○ ○
評価割合（％）
／Allocation of Marks		 40 60

科目一覧へ戻る