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| 科目名/Course: 地域母子保健/Community Maternal and Child Health | |
| 科目一覧へ戻る | 2025/09/12 現在 | 
| 科目名(和文) /Course  | 
          地域母子保健 | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course  | 
          Community Maternal and Child Health | 
| 時間割コード /Registration Code  | 
          11B22901 | 
| 学部(研究科) /Faculty  | 
          保健福祉学部 | 
| 学科(専攻) /Department  | 
          看護学科 | 
| 担当教員(○:代表教員)
                             /Principle Instructor (○) and Instructors  | 
          ○三谷 明美 | 
| オフィスアワー /Office Hour  | 
          三谷 明美(毎週木曜日4限(16:00~17:30),6308室) | 
| 開講年度 /Year of the Course  | 
          2025年度 | 
| 開講期間 /Term  | 
          第2クォーター | 
| 対象学生 /Eligible Students  | 
          3年,4年 | 
| 単位数 /Credits  | 
          1 | 
| 更新日 /Date of renewal  | 
          2025/02/20 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction  | 
            日本語 | 
| オムニバス /Omnibus  | 
            該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives  | 
            
【概要】地域母子保健の概念と意義を理解し、地域を活動の場とする助産師として果たすべき役割および多職種と連携し子育て世代を包括的に支援する必要性について考察する。特に、母子やその家族への切れ目のない支援のために、妊娠期から産後4か月まで継続して産後うつ等の周産期におけるメンタルヘルスや虐待予防等への助産ケアを理解し、産後4か月程度までの母子のアセスメントを行う能力を身につける。また、新生児訪問(家庭訪問)の演習を通して、自宅での育児状況をアセスメントし支援する方法を身につける。日本国内から海外の地域母子保健の現状と諸問題ならびにその背景にある社会?文化?経済的要因について学習する。 【目的】地域を活動の場とする助産師として子育て世代を包括的に支援するために、多職種と連携?協働する力を培う。  | 
          
| 履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords  | 
            
地域母子保健学では産後うつや虐待等の支援として,地域における子育て世代を包括的に支援する能力が求められていることから、生後4か月程度までの母子のアセスメントを行う能力が必要である。そのため,わが国における母子保健の現状や課題を理解し、住民の多様なニーズに対応した母子保健サービスを提供できるための能力を養うとともに保健?医療?福祉関係者と連携?協働しながら地域の母子保健を推進するための能力を養う。 | 
          
| 履修上の注意 /Notes  | 
	    家庭訪問の演習や産後4か月の母子紙上事例のアセスメントを通して多職種連携の必要性を理解します。 | 
| 教科書 /Textbook(s)  | 
	    「助産学講座 第9巻 地域母子保健?国際母子保健」、我部山キヨ子編、医学書院 | 
| 参考文献等 /References  | 
	    
母子保健の主なる統計 母性衛生研究会 | 
	  
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework  | 
	    テキストの範囲を事前に読んでおくこと。 | 
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License  | 
	    助産師国家試験受験資格のための必須科目である。 | 
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning  | 
	    
本授業では次のアクティブラーニングを採用している。 ?グループワーク ?プレゼンテーション ?課題  | 
	  
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences  | 
	    助産師の実務経験を活かして生後4か月程度までの母子のアセスメントや周産期におけるメンタルヘルス,虐待予防等への助産ケアについて説明する。 | 
| 備考 /Notes  | 
	    本科目は、一部をオンライン授業で実施する場合がある。 | 
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number)  | 
          単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description  | 
          時間外学習 /Preparation and Review  | 
          配付資料 /Handouts  | 
              
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [[わが国の母子保健の現状と動向]] 地域母子保健活動の概念と地域母子保健活動の意義について解説する。  | 
                テキスト第1章を読んでおく。 | |
| 2 | 2 | [[わが国の母子保健の現状と動向]] わが国の主要な母子保健指標の現状をと背景をよみとり,課題を考察する。  | 
                ||
| 3 | 3 | [[わが国および岡山県の母子保健行政]] わが国の母子保健制度と岡山県の母子保健統計に基づく現状と課題および母子保健計画を解説する。  | 
                テキスト第3章を読んでおく。 | |
| 4 | 4 | [[周産期におけるメンタルヘルスや虐待予防への助産ケア]] 周産期におけるメンタルヘルスの特徴や虐待の背景要因となりうる産後うつ,ボンディング障害について解説する。  | 
                ||
| 5 | 5 | [[地域母子保健活動の展開]] 助産所や母子保健センターなど,母子保健活動を行う場の特徴を解説する。また、新生児訪問指導の基本と実際について演習を通して解説する。  | 
                テキスト第4~5章を読んでおく。 | |
| 6 | 6 | [[海外の地域母子保健の現状と諸問題]] DVD世界の諸問題と子どもたち(21世紀の子どもたちの未来)の視聴により貧困や教育格差など、その背景にある社会?文化?経済的要因について学習し,世界の子どもたちの環境や課題を考える。  | 
                ||
| 7 | 7 | [[母子やその家族への切れ目のない支援と多職種連携①]] グループワークを通して,産後4か月の母子の紙上事例において,対象者にとって必要な支援を考える。また,どのような職種との連携による支援が望ましいか考察する。  | 
                グループワークを通して,発表できるように準備をする。 | |
| 8 | 8 | [[母子やその家族への切れ目のない支援と多職種連携②/試験]] グループワークを通して,産後4か月の母子の紙上事例において,対象者にとって必要な支援を考える。また,どのような職種との連携による支援が望ましいか考察し,発表する。/試験  | 
                グループワークを通して,発表できるように準備をする。 | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                知識?理解 /Knowledge & Undestanding  | 
                            
                                技能?表現 /Skills & Expressions  | 
                            
                                思考?判断 /Thoughts & Decisions  | 
                            
                                伝達?コミュニケーション /Communication  | 
                            
                                協働 /Cooperative Attitude  | 
                            ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | わが国の母子保健行政や母子保健統計の現状が説明できる(D) | ○ | ○ | |||||
| 2 | 産後4か月までの母子のアセスメントと育児支援について発表できる。(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| 3 | 貧困や教育格差など、世界の子どもたちの環境や課題を考えることができる。(D) | ○ | ○ | ○ | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                定期試験 /Exam.  | 
                            産後4か月の母子の育児支援(発表) | 課題レポート | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | わが国の母子保健行政や母子保健統計の現状が説明できる(D) | ○ | |||||
| 2 | 産後4か月までの母子のアセスメントと育児支援について発表できる。(D) | ○ | |||||
| 3 | 貧困や教育格差など、世界の子どもたちの環境や課題を考えることができる。(D) | ○ | |||||
| 
                                評価割合(%) /Allocation of Marks  | 
                            60 | 20 | 20 | ||||