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| 科目名/Course: 未来社会論/Future Society | |
| 科目一覧へ戻る | 2025/09/12 現在 | 
| 科目名(和文) /Course  | 
          未来社会論 | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course  | 
          Future Society | 
| 時間割コード /Registration Code  | 
          00A48001 | 
| 学部(研究科) /Faculty  | 
          共通 | 
| 学科(専攻) /Department  | 
          |
| 担当教員(○:代表教員)
                             /Principle Instructor (○) and Instructors  | 
          ○河合 大介 , 末岡 浩治 | 
| オフィスアワー /Office Hour  | 
          
              河合 大介(前後期ともに火曜3限(事前にメールで連絡してください。))
               末岡 浩治(部屋にいる時で時間があればいつでも対応可能です.事前にメール等でコンタクトしてください.sueoka@c.oka-pu.ac.jp)  | 
        
| 開講年度 /Year of the Course  | 
          2025年度 | 
| 開講期間 /Term  | 
          後期 | 
| 対象学生 /Eligible Students  | 
          1年,2年,3年,4年 | 
| 単位数 /Credits  | 
          2 | 
| 更新日 /Date of renewal  | 
          2025/02/27 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction  | 
            日本語 | 
| 共通カテゴリ /Category  | 
            キャリア形成 | 
| オムニバス /Omnibus  | 
            該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives  | 
            
授業概略 現代社会は予測不可能な変化にさらされてきた.近年では,人工知能,ゲノム編集などの科学技術の発展と,国際情勢の不安定化,価値観の多様化などの社会的問題によって,私たちの生活は大きな影響を受けている.この予測困難な状況において,私たちは未来社会を想像するとともに,来たるべき未来社会に適応していかなければならない.この授業では,自然科学と人文学の両面から,未来社会について考える知識と力を身につける.自然科学分野では,未来社会における自然科学と科学技術を論じたうえで,産業界が展望する未来社会について述べるとともに,各テーマについて討論する.人文学分野では,正しい推論によって将来を見通す力を養うために、合理的推論と間違った推論について学ぶ. 目的 1.自然科学と科学技術の現状を説明できる. 2.未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる 3.自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. 4.自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論し,自身の見解を述べることができる.  | 
          
| 履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords  | 
            自然科学,人文学,科学技術,哲学,未来社会 | 
| 履修上の注意 /Notes  | 
	    特になし. | 
| 教科書 /Textbook(s)  | 
	    なし. | 
| 参考文献等 /References  | 
	    授業中に紹介する. | 
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework  | 
	    
自らの専門分野の現状について学ぶとともに,将来について考察すること. また、常に問題意識を持ち、授業内容についてより詳しく調べて自主的に学ぶこと.  | 
	  
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License  | 
	    なし. | 
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning  | 
	    
本授業では,以下のアクティブラーニングを採用している. グループワーク,プレゼンテーション,課題(宿題等)  | 
	  
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences  | 
	    メーカーにおける実務経験のある教員が,その実務経験を生かして,産業界における未来社会を論じる教育を行う. | 
| 備考 /Notes  | 
	    
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number)  | 
          単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description  | 
          時間外学習 /Preparation and Review  | 
          配付資料 /Handouts  | 
              
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [自然科学と未来社会] 本授業についてのガイダンスを行ったうえで,未来社会のあるべき姿について,自然科学の立場から討論する.  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 2 | 2 | [日本が目指すべきキーワード] 世界企業の時価総額20社の業種から見える日本が将来目指すべきキーワードについて,日本企業の実態と合わせて討論する.  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 3 | 3 | [新しい価値を生み出す能力] Society5.0について解説するとともに,既存の知識や情報を組み合わせて新しい価値を生み出せる能力を磨く.  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 4 | 4 | [仮想現実の文化史] コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービス(メタバース)と,それに伴う文化史について討論する(ゲストスピーカー).  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 5 | 5 | [現実化する仮想世界] 超メタバースが確実に現実化する未来社会を展望するとともに,その功罪について討論する(ゲストスピーカー).  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 6 | 6 | [産業界が展望する未来社会1] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー).  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 7 | 7 | [産業界が展望する未来社会2] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー).  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 8 | 8 | [産業界が展望する未来社会3] 産業界から招くゲストスピーカーから未来社会を見通す視点を学んだうえで,未来社会において必要な専門性と人間力について討論する(ゲストスピーカー).  | 
                レポートを課す. | 授業の要点をまとめたプリントを配布する. | 
| 9 | 9 | [人文学と未来社会] 未来社会について考えるうえで,人文知がどのように役立ちうるかを解説する.  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 10 | 10 | [正しい推論と誤謬] 正しい推論の形式と,そこから逸脱した推論(=誤謬)について解説する.  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 11 | 11 | [構造的誤謬] 論点先取,前提と結論の矛盾,演繹的推論の誤謬など  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 12 | 12 | [関連性の誤謬] 言い訳,権威へ訴えること,力や脅迫に訴えることなど  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 13 | 13 | [許容性の誤謬] 曖昧な用語法,合成/分割の誤謬,希望的観測など  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 14 | 14 | [十分性の誤謬] 反事実的仮説、二重基準、ドミノの誤謬など  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 15 | 15 | [反論に関する誤謬] 揚げ足取り、人格攻撃、お前だって論法、藁人形論法など  | 
                授業内容を復習し、次回の範囲を予習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| 16 | 16 | [まとめ] 人文学的?自然科学的なふたつの観点から未来社会について検討する。  | 
                これまでの内容を復習する。 | 必要に応じて配布する。 | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                知識?理解 /Knowledge & Undestanding  | 
                            
                                技能?表現 /Skills & Expressions  | 
                            
                                思考?判断 /Thoughts & Decisions  | 
                            
                                伝達?コミュニケーション /Communication  | 
                            
                                協働 /Cooperative Attitude  | 
                            ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 自然科学と科学技術の現状を説明できる. | ○ | ○ | |||||
| 2 | 未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる. | ○ | ○ | |||||
| 3 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. | ○ | ○ | ○ | ||||
| 4 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論したうえで自身の見解を述べることができる. | ○ | ○ | ○ | 
| No. | 
                                到達目標 /Learning Goal  | 
                            
                                定期試験 /Exam.  | 
                            レポート | グループワーク | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 自然科学と科学技術の現状を説明できる. | ○ | |||||
| 2 | 未来社会を考えるうえで役立つ哲学的概念を説明できる. | ○ | |||||
| 3 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会のあるべき姿を説明できる. | ○ | |||||
| 4 | 自然科学と人文学のそれぞれの立場から,未来社会について討論したうえで自身の見解を述べることができる. | ○ | |||||
| 
                                評価割合(%) /Allocation of Marks  | 
                            60 | 40 | |||||